昭和生まれシニアデザイナーのデザイン事務所
よろずデザイン処 佐々木商店
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【ジオラマ】実家復元模型(その2)

高校卒業まで過ごした故郷の旧実家復元模型製作記ですが、前回からだいぶ間が空いてしまいました。興味のある方は改めてその1からご覧ください。

ということで、角プラ棒で1階、2階および屋根をそれぞれ組み上げたところで、廊下や畳の加工写真を、縮尺に合わせてプリントアウトして貼り付けます(画像①)。ちなみに奥に見えるのは、ジブリの天空の城ラピュタに出てくるシータとロボット兵のブロメオのジオラマです。

ほぼほぼ基礎の柱が組み上がったところで外壁と屋根に取りかかりますが、今回の場合、図面を作らず、柱間のサイズに沿って厚紙を切りながら現場アナログ感覚で型紙を製作していきました(画像②③)。図面をやめた(諦めた)大きな理由に、この柱のプラ棒組立の時点ですでにあちこち1〜2ミリの誤差(いわゆる歪み)が生じてしまっていて、泣く泣く現物調整するしかなかったわけです。切り出しの際の微妙な差の積み重ねが原因です・・・この型紙を元にプラ板を切り出していくのですが、まあ、またこの段階で少しづつ、さらに誤差が生じていくのは、愛嬌を通り越して情けない限りでした・・・。

外壁は内壁を兼ねるため、先に接着してしまうとあとの作業が難儀なので、この時点で床と柱など主なところは先に色を塗っておきます(画像④)。昭和の家屋は、照明の暗さもあって全体的に薄暗い印象で、そのためか床や柱はもっと濃い色だった記憶がありますが、想い出がもの悲しくなっていくのを避けるために、あえて少し明るめの茶色にしてみました。

これでほぼ、家屋の全体像が見えて来ました。このあと外壁を貼り付ける前に、この段階で自宅敷地の土台を作って、いよいよジオラマらしくしていくのですが、それはまた次回。

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