タイトルの『木造館』は『もくぞうやかた』と読みます。ペインティングの手描きのタッチではなく、線とグラデーションで構成したところは、前回掲載の「梯子人」と同じテイストです。奥行き感も同じです。今のところ、この世界の空気感が好きなので、やはり似てしまいます。
これもまた数年前にみた夢日記から題材を取っています。上京した頃に住んでいた昭和の木造アパートの拡大版をイメージしたのですが、今ひとつ木造に見えないところが力不足です。コの字型の建物はどこからも玄関が見渡せるので、なんかミステリアスな雰囲気がありますね。綾辻行人の館シリーズに触発されたタイトルをつけてもいるので、ここで何かが起きそうな気が・・・笑。
たとえばより古びた感じにするとか、このモチーフでもっと展開出来そうな気もするので、次回作に期待を込めて#01としていますが、はたして・・・。
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