昭和生まれシニアデザイナーのデザイン事務所
よろずデザイン処 佐々木商店
MAIL: info@sasakishop.com

【ジオラマ】実家復元模型(その4)

この製作記シリーズ前回のブログ記事その3で、次回は車庫の制作と予告しましたが、ちょっと中休みして小ネタ写真を1つ。

画像①は、今は取り壊されてしまった実家写真(左側)と、今回制作した復元模型(右側)を並べてみたものです。なにせ実際の実家写真は全体像はおろか、部分的にも数枚しか残っていません。数少ない家屋写真のここの部分は、実はトイレですがご勘弁ください。

左側の実写は・・・今見ると凄い佇まいですね、これぞ昭和の木造家屋ですね。勿論くみ取り便所でした。この写真は、1960年の春、佐々木店長が4歳の時に撮った家族写真に写っていた一部分ですが、建ててまだ数年しか経っていないはずです。これでも当時は平均的な家屋でした。とは言え、どうにも築浅に見えないのは、経費削減のために古材を使ったりなど色々理由はありますが、撮影したのが雪解け直後の季節で、まだ冬囲いのままという理由もあります(多分)。

ひるがえって右側の制作模型の年代設定はその15年後の1975年頃なので、漆喰の塗り直しや波形トタンの張替え等々、リフォームをしたあとになります。もっともこちらは写真がないので、記憶を頼りに作っていますが・・・。

こうして見比べると、模型はかなり歪んでいるのが分かりますね(笑)。大言壮語しながら模型ブログを描いているのが今さらながら恥ずかしいです。プロのモデラーさんたちは、CADを使って設計図を起こし、3Dプリンターでパーツを作ったりしているらしいですが、なんせこちとら、プラ棒とプラ板の現物成り行きすり合わせ、というアナログ制作。それにしても、もう少し丁寧に作れよ、と当時の自分に言いたくなるくらい反省しまくりの今回の記事でした。

※この記事を気に入った方は「いいね!」を押して頂けると励みになります。よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP