広く浅く、がモットーの趣味の1つに江戸文化研究があります。
古地図を元に暗渠巡り、なんかもその中に入りますが、10代の時にシバレン(柴田錬三郎)の眠狂四郎物を始めて読んで以来、時代小説も好きです。
ですが、なんせ数百年も前の鎖国時代の文化は独特で、今とはまったく時間や長さの尺度が違い、いちいち「卯の刻って何時だ?」「二分金っていくら?」とか「逢来橋ってどこ?」とその都度調べる度に中断されて、なかなか物語に入り込めませんでした。(これが分からないとリアリティに欠けますからね。)
それなら自分用のアンチョコを作ってしまおう、ということで10年ほど前に、文庫サイズのいわゆる「時代小説お助け本」を自己制作。(写真①参照)
内容はと言うと、不定時法と現代時間の比較表、年号と西暦の比較表、尺貫法や度量衡の換算表、金銀銅銭の換算表、江戸城本丸の俯瞰図、本所深川・浅草・両国などの古地図などなど、これがあれば大抵の時代小説は読めるぞという資料を、24ページにまとめたものです。(写真②参照)資料集めに何回図書館に通ったことか・・・
と、デザインに携わる者としては、これをただバラバラに出力しただけじゃ中途半端じゃないですか。ちゃんとした本形式にしようと、まずはこの24ページ分の束見本(つかみほん)を作り、それぞれの表を各ページに落とし込んだ台割(だいわり)に沿ってプリンターで出力(写真③参照)、内トンボに沿ってカットしてまとめ、最後に回転ホッチキスで中綴じして完成。資料自体はあちこちからの寄せ集めですが、個人使用限定の1冊として重宝してます。みなさんも自分だけのオリジナル冊子を作ってみませんか?
ちなみに、写真①の文庫本は、店長が最も好きな時代小説本の1つです。
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