神社仏閣を見るのは昔から好きだったので、都内をあちこち巡るうちに、文京区にある根津神社の境内にある千本鳥居に妙に引かれました(画像①②)。さすがに千本はないですが、ここを抜けると、こぢんまりとした乙女稲荷神社に通ずる、歩いていて楽しい道です。
記憶に残るデザイン手法の1つに「繰り返し」があります。同じような形や色をリズムよく繰り返すことによって、(うまくいけば)見た目の心地よさとインパクトを共存出来るので、店長の好きな手法の1つです。まあ、単純明快でシンプル且つリズミカルなものは強い、ということです。
このリズム感を表現するシンプルな表現手法は、木版画しかない、という勝手な思い込みで、まずは木版画セットを買い込んで、さてどういう構図にしようかと模索している時に、木版画家の森村玲氏の版画に出会いました(画像③④)。京都伏見の千本稲荷を作品にしたものですが、これを見て、これを超えることは到底出来ないと即刻判断して、以後このモチーフは中断したまま今日に至ります。まさに自分がこういう風な作品にしたい、と思ったのが目の前に出現したからです。見ていて踊りたくなるようなリズム感ですよね。
情けないことこの上ないですが、諦めるのが早いのも店長の特技?なので、千本稲荷以外で琴線に触れる繰り返しパターンを探すことにしました。結構あるとは思いますけどね。それにしてもどんな事にも先達がいるとは言え、どの世界にもにもうまい人はいるものです・・・
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