人間の脳は常に物の形を、見たことのある物に置き換える習性があると聞いたことがあります。特に見慣れている“人の顔”に変換させるのが多いらしく、壁のシミや昆虫の擬態などが人の顔に見えた経験を持った方は多いと思います。
随分前に、銀座の寿司屋のトイレで、ハート型の面白い植物を見掛けたので思わず写真を撮ったのが画像①です。この写真の面白いのは、単に一箇所だけでなく、中央の左右にある二枚の葉が、まるで男性と女性の2人の顔に見えたことです。銀座という場所柄だからとは言いませんが、まるで、口紅を塗ってこれから仕事に向かおうとする女性に、なんか反社っぽいヒモが話しかけているように見えるのは店長(ワタシ)だけでしょうか?はたしてこの2人の関係は?2人の未来は?(想像例:画像②)
ワタシはこれを無理矢理デザインに結びつけていますが、いいデザインというのは、いいストーリーを生むものと考えているので、想像力をかき立てるデザインをしたいな、といつも思っています。皆さんもご自分なりに想像をたくましく見てみると、面白いストーリーが湧いてくるのではないでしょうか。
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