昭和生まれシニアデザイナーのデザイン事務所
よろずデザイン処 佐々木商店
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【VI】目の錯覚を応用した広告4選(錯視シリーズその2)

PR TIMESが運営するメディアサイト「PR EDGE」の記事に、「“目の錯覚”を応用した世界のクリエイティブな広告15選」というのがあったので、ここからいくつかご紹介します。人間の目は脳が見ている、といういい例になると思います。

「思わず目に留まる!? 立体的に見える3D新聞広告」(画像①)

コロンビアのキッチンメーカー「Corona Kitchen」による斬新な新聞広告。ミニチュアのキッチンがページ中央部に見えてきませんか?いわゆる“三行広告”のレイアウトを駆使してキッチンが浮かび上がるビジュアルを制作したものですが、完成度が高いので、思わずじっくり見てしまいます。広告として、してやったり、というところでしょうか。

「ドライバーをターゲットにした洗剤ブランドの看板広告」(画像②)

P&Gの家庭用洗剤ブランド「Ariel」のビルボード広告です。白いワイシャツが描かれたビルボード広告の前方に、遠くから見ると『黒いシミ』のようにみえる小さな看板を掲示していて、自動車が道路を走行していくと、目の錯覚で『黒いシミ』が付着していたワイシャツから、シミが徐々に離れていき、最終的にはワイシャツがきれいになる(見える)、という仕掛けです。一発で理解出来るかどうかはともかく、ジワジワと後を引く感じがあって、分かった途端に思わず「なるほど」と手を打ってしまう心地よさがある広告です。

「Jeepの騙し絵広告 さて、何に見えるでしょうか?」(画像③)

フランスで制作されたJeepのプリント広告。コピーは“See whatever you want to see.(見たいものを見よ。)”。Jeepロゴの下にはキリンが見えますが、下にも逆さまのJeepロゴがあり、ひっくり返すとキリンがペンギンに早変わりします。Jeepに乗れば、どこでも行けて色々なものをあなたが好きなように見ることができる、というわけです。騙し絵としてはオーソドックスな手法ですが、シンプルイズベスト、ですかね。

「横を向かなくても横の状況がわかります」(画像④)

メルセデス・ベンツのアウトドア広告です。同車に搭載の「ブラインドスポットアシストシステム」(死角内に他車両がいるときにドアミラーの警告灯を点灯させたり、衝突の危険がある時には、自動的なブレーキ作動を行うなど)の訴求が狙いです。そのシステムを、男性が正面を向きながらも、同時に横を向いているように見えるというビジュアルで表現しています。ヘッドコピーは、“Look to the side without looking to the side.”(横に目を向けることなく、横の状況を見ます)。錯覚というより、ピカソなどのキュビズム手法を彷彿とさせるほどクオリティの高いクリエイティブ表現として、店長が好きな広告です。

※画像は「PR EDGE」の記事 Case: Optical Illusion Adsより。文章の一部も記事を参照させてもらいました。

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