佐々木店長が広告代理店に入社して間もない頃の、“尻の青かった”広告作品をご紹介するシリーズの5回目です。
入社後は、中学からやっていた剣道部に入りましたが、同期からの誘いで2年目にスキューバライセンスを取りアクアラング部にも籍を置きました。1980年代当時は、実業団でスキューバダイビング部を擁する会社は数えるくらいしかなく、その中でもJAL、SONY、三菱商事、ニチメン(現双日)とはよく一緒にツアーに出向いたものです。
当時、数誌あったダイビング情報誌の1つに「月刊ダイビングワールド」(既に廃刊)がありました。ダイビングを始めてまもなく、この本に実業団のクラブ紹介をするページが新規で出来たのですが、どういう経緯だったか、このページに毎月掲載する4コママンガを担当する羽目になりました。ダイビングに引っ掛けてタイトルを「だいぶスキャンダルシリーズ」としました。同期のプランナーと案を練り、自分(佐々木店長)が描いたイラストマンガを毎月掲載したのですが、1年間12回くらいは続いたと思います。掲載画像①と②は、その1回目(電通アクアラングクラブ)と2回目(ニチメンダイビングクラブ)の記事です。1回目の電通紹介記事はレイアウトも自分で手がけています。
今、このマンガを見直すと、セリフは多いわ、余計な線が多くてゴチャゴチャしているわ、で見づらいことこの上ないですが、懐かしいタッチです。ちなみに2回目に出てくるおばあちゃんキャラは、高橋留美子作「めぞん一刻」に出てくる祐作の祖母がモデルです。
これら一連の原稿は一応、編集部の事前チェックはあったようでしたが、今だと少し問題になりそうな下ネタが堂々と通っていたのも時代でしょうか。ここから時代は一気に未曾有のバブル景気に向かっていきます。
※この記事を気に入った方は「いいね!」を押して頂けると励みになります。よろしくお願いします。