

デジタル全盛の昨今、アナログ機器がまた流行しているそうです。インスタントカメラ、レコードプレーヤー、ラジカセなどがジワジワと需要を伸ばしているらしい。その理由に必ず「デジタルにはない温かみ」や「目に見えるモノ(レコードやカセットなど)を所有する喜び」などが上げられていますが、佐々木店長にとってはそんな分析よりも、単に機器が発する機械音が好きだから、としか言えません。昔持っていたNikonの一眼レフカメラF2フォトミックの、「パシャン」というシャッター音なんかは好きでしたねぇ。
かくいう店長も、いまだにアナログAV機器を数台持っています(画像①)。一番上がTEAC製のカセットデッキ。これはWカセットで、再生はもちろんお互いのダビングも可能なものです。その下がMITSUBISHI製のVHSビデオデッキです。時々これで映画を見ています。その下がPIONEER製のLDディスクプレーヤーです。LD(レーザーディスク)なんて知らない人も多いでしょうが、30cmの光り輝くディスクで見る動画は、80年代当時の映像クオリティの最高峰でした。店長は、サンダーバードシリーズや黒澤明監督作品など数十枚のLDディスクをいまだに持っています。そして一番下が更に古い映像フォーマットであるβ(ベータ)ビデオを再生する、SONY製のBetahi-fiビデオデッキです。VHSとのビデオフォーマット競争に負けてしまいましたが、クオリティはVHSを凌ぐというのは周知の事実でした。
画像②はaudio-technica製のアナログレコードプレーヤーです。これは比較的新しく購入したもので、何代目かになります。なんせアナログレコードがいまだに数百枚残っていますので、これを再生しないのは勿体ないですから。ほとんどデジタル化して保存したとは言え、やはりそれこそ音の柔らかさはアナログならでは、です。
もちろん、これらの機器はすべていまだに可動します。定期的に電源を入れて、ソフトを再生して動作を確認したり、専用クリーナーで再生ヘッドを掃除しています。各リモコンも汚れてはいますが健在で、動作音とその存在感でいつまでも残しておきたい可愛いヤツらです。若者はこれらをエモいと表現するらしいですが(笑)。