昭和生まれシニアデザイナーのデザイン事務所
よろずデザイン処 佐々木商店
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【デザイン】青き時代の広告作品(その7)

佐々木店長が広告代理店に入社して間もない頃の、“尻の青かった”広告作品をご紹介するシリーズの7回目です。

佐々木店長は秋田生まれなので、それまで足を踏み入れた最南端は、修学旅行で行った京都・奈良でしたが、入社して4年目の頃、初めて四国の地を踏みました。愛媛県の今治市です。

クライアントはNTT。まだ民間化前で、電電公社と名乗っていた頃です。オレンジラインというご意見承りシステムの紹介広告で、意見を寄せてくれたお年寄りを実際に訪問して、広告に出てもらう企画でした。その方が今治市在住だったので、撮影カメラマンと共にご自宅への出張ロケとなったわけです(画像①)。

いまだに覚えているエピソードがあります。この手の撮影は、カメラマンが、照明の調整のためにポラロイド(要はインスタントカメラ)で数枚撮ってから本番の撮影に入るのですが、なにせお相手は、ポラを見たこともないお年寄り。最初の1枚をパシャ、ガシャン、ウイ〜〜ン(印画紙が吐き出される音)となったところで一言いただきました。

「もういいかいのぉ〜」

撮るのは1枚だけだと思っていたみたいですね、無理もありませんが。今のはテストでこれから本番です。と説明しましたが分かって頂けたかどうか・・・結局いつもの半分にも満たない枚数で撮影は終了しました。このシリーズブログの(その3)でも一般人の方に登場してもらいましたが、一般人のそれも年配の方を相手に説明するのはつくづく難しいな、と勉強させられたロケでした。でもこのおばあちゃん、とてもいい笑顔でした。懐かしい思い出です。

翌日もロケで現地宿泊だったので、この日の夕食は今治市の「伊豫水軍」へ行ったのですが、40年以上前に行ったこの店、いまだにあるんですね。また行ってみたいものです。

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