過去製作のプラモデル話を1つ。まだディズニーシーがなかった頃の1994年の東京ディズニーランドで、当時販売していたMPC社製のX-ウィング・ファイターを購入しました。2,700円でした。現在このブログに不定期更新中の、デアゴ製ミレニアム・ファルコン製作記でテスト製作した、これもMPC社製ミレニアム・ファルコンと同じ年に買ったものです。30年ほど保管棚を暖めていましたが、コロナ禍で出社もままならない2021年の春に2週間ほどかけて、ようやく組み上げました(画像①②)。
わずか12工程の実にシンプルなモデルでしたが、なんせ良くも悪くもMPC社製。コックピットのクリアパーツの曇りを取るのに、ヤスリ掛けとコンパウンドで磨くところが、一番手間取ったところですかね。それでもルークと思われる(似ても似つかない)フィギュアとR2-D2がしっかり付いていたのは喜びでした(画像③)。それなりに上手く出来たとは思いますが、少し汚し塗装をし過ぎたのが反省点です。
ところで、思わず笑ってしまったのが、カラー塗装の指示でした。大抵はグンゼ産業のMr.カラーかタミヤカラーの色番号を指定しているのですが、これはなんと単に赤とか黒とか書いてあるだけ(画像④)。右側が今回のX-ウィング、左側は以前作ったミレニアム・ファルコンの指示部分です。結構な値段のプラモデルの塗装指示に「色塗りはボックスカバーを参照にしろ」とはねぇ・・・絵本の塗り絵じゃあるまいしね。パッケージとネットで調べた写真を元にかなり模索しつつ色味を決めていきましたが、案外これはこれで一番楽しかったところかもしれません。
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