その昔の若い頃、いつかは行ってみたい世界の場所を列挙したことがあります。当時はスキューバダイビングをしていたこともあり、海に関係したものが2つありました。当時も今も行ってみたくて行けていない夢の場所です。
【画像①】ザキントス島のシップレックビーチ
40年以上前に、とある雑誌でこの写真を見掛けた時は、こんなに綺麗で浪漫溢れる島がこの世にあるんだ、と大感動しながら切り抜いたことを覚えています。キャプションには「ギリシャのザキントス島」と書いていました。こんな密室(?)みたいな島は想像力をかき立てられますね。当時から有名な観光地でしたが、その後ジブリの「紅の豚」で、マルコの隠れ家モデルとして広まってからは、なんとなく興味が薄れてしまいました。ひねくれ者の自分としては、大事に隠していたものがさらけ出されてしまったと自分勝手に思い込んだものです。でもこの年になると、そういう感情も薄れて、この頃また生きているうちに一度は行ってみたいと思い始めています。
【画像②】タイのピピレイ島
この写真も雑誌の切り抜きです。当時は「ピーピーレ島」と呼ばれていたと思います。この島もディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台になりました。この写真では中央のビーチが島に囲われているように見えて、どうやってここに船で行くんだろう、隠れた細い洞窟があるのかな、と思った覚えがあります。前述のザキントス島も、この写真から勝手に囲われているビーチに思えたので、なおさら密室感が強かったのですが、実際は両島とも結構開けていた場所に面していたんですね。自分の新婚旅行はプーケット島だったんですが、当時この島を知っていたら足を延ばして行っていたかもしれません。どちらにしても、行くなら、期限切れのパスポートを取り直さねば・・・(笑)。