先日、上野公園の不忍池たもとにある台東区立の「したまちミュージアム」にいってきました。元々台東区の歴史的生活道具を陳列していた「下町風俗資料館」が数年の休館を経て、リニューアルオープンしたものです。佐々木店長は20年ほど前に行った覚えがあります。
江戸から昭和までの生活道具を陳列した常設展示室と、昭和30年代の下町を実物大で再現した「再現展示室」があり、素朴に楽しめます(画像①)。特に再現展示室にある下町の1日をたどる大プロジェクターが秀逸で、いつまで見ていても飽きませんでした。全体印象としては、墨田区の「江戸東京博物館」の規模を100分の1に、江東区にある「深川江戸資料館」を5分の1にした感じです(あくまでも感覚です)。ひとときのタイムスリップを楽しみたい方は、上野散策の折にでも足を延ばして観覧することをオススメします(画像②)。
この時、友人たちとの待ち合わせ時間に少し早めに着いたので、不忍池回りを半周してみました。折しも桜も散り始めた頃でしたが、結構な観光客の数で、半数以上がインバウンド客で賑わっていました(画像③)。弁天堂前の参道の両側には出店が軒を連ねていて、桜と店のカラーリングの対比がいい味を出していました(画像④)。それにしても、出店の商品は軒並み以前より2〜3割方高めになっていて、ここにも物価高騰の波が押し寄せてきているのを実感したものです。
散策後の毎度お楽しみのご飯ですが、この時は近くにある老舗の鰻屋でした。不忍池を見下ろす席で、胆焼き、湯葉刺し、そして鰻重・・・至福の時でしたが、お腹いっぱいで案の定夕御飯はまったく食べることが出来ませんでした。
「台東区立したまちミュージアム」https://www.taitogeibun.net/shitamachi/
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